肥満症は、単なる体重の問題ではなく、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病と深く関わる「治療が必要な疾患」です。近年、肥満症治療の選択肢として、GLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬が使われるようになり、実際に体重が減ったという声も多く聞かれるようになりました。
しかし、肥満症治療は「体重が減れば終わり」ではありません。長期的に健康を守るためには、副作用によって治療を中断せざるを得なくなる事態を避けること、そして身体に起こる変化を理解したうえで医師と相談しながら治療を続けることが欠かせません。
ここでは、肥満症治療で用いられるGLP-1受容体作動薬について、吐き気や胃腸障害といった比較的よくみられる症状から、まれではあるものの注意が必要な合併症、さらに手術や内視鏡検査の際に問題となる誤嚥リスクといった最新の注意点まで、わかりやすく丁寧に解説します。
なぜGLP-1受容体作動薬で副作用が起こるのか?そのメカニズム
副作用について個別に見ていく前に、まずはなぜGLP-1受容体作動薬で吐き気や胃の不快感といった症状が起こるのか、その仕組みを理解しておきましょう。実は、副作用の多くは、この薬が肥満症治療として効果を発揮する作用機序そのものと深く関係しています。つまり、「薬が効く理由」と「副作用が出る理由」は、表裏一体なのです。
胃排泄遅延作用(胃の動きをゆっくりにする働き)
GLP-1受容体作動薬の主要な作用の一つに、「胃内容排出遅延作用」があります。これは、胃に入った食べ物を腸へ送り出す動き(蠕動運動)をあえてゆっくりにし、食べ物を胃の中に長く留める働きです。 この作用によって、「食後の急激な血糖上昇が抑えられる」「長時間満腹感が持続する」といった、肥満症治療にとって重要な効果が生まれます。
一方で、胃の中に食べ物が長く残る状態が続くと、「胃もたれ」「胸やけ」「膨満感」といった症状が出やすくなります。これが、GLP-1受容体作動薬で消化器症状が起こりやすい主な理由です。
中枢神経(脳)への直接作用
GLP-1受容体作動薬は、胃腸だけでなく脳にも直接作用します。脳の視床下部にある「食欲中枢」に働きかけて食欲を抑えますが、同時に延髄にある「嘔吐中枢(化学受容器引金帯:CTZ)」も刺激することがわかっています。 その結果、胃の状態とは関係なく、薬の作用として脳が「気持ち悪い」「吐きそう」と感じてしまうことがあります。これが、治療開始初期や増量期に吐き気が出やすい理由です。
【頻度別】GLP-1受容体作動薬の主な副作用と対策
ここからは、GLP-1受容体作動薬でみられる副作用を、起こりやすいものから順に整理して解説します。肥満症治療では、体重が減ることだけでなく、治療を安全に続けられることがとても重要です。特に吐き気や下痢、便秘などの消化器症状は、治療開始直後や増量のタイミングで出やすく、対策を知っているかどうかで負担が大きく変わります。
副作用の頻度は薬剤や用量、体質、併用薬などによって変わりますが、臨床試験では多くの方に何らかの消化器症状が報告されています。ここでは「よくある症状」と「まれだが見逃せない症状」を分けて、自分でできる工夫と受診の目安もあわせて紹介します。
消化器症状(悪心、嘔吐、下痢、便秘)
最も頻度が高いのが消化器系の症状です。ウゴービやゼップバウンドの臨床試験では、約30%〜50%以上の患者さんに何らかの消化器症状が報告されています。これらの症状は、治療を開始した直後や、薬の量を増やしたタイミングで出やすく、身体が薬に慣れてくると次第に軽くなるケースも少なくありません。
悪心(吐き気)・嘔吐
最も頻度が高いのが、吐き気(悪心)です。特に治療開始初期や増量期に起こりやすく、「食事の後に気持ち悪くなる」「食べる前からムカムカする」と感じる方もいます。これは、胃の動きがゆっくりになる作用や、脳の嘔吐中枢への刺激によるもので、薬が効いている過程で起こる反応ともいえます。多くの場合、時間の経過とともに軽減しますが、症状が強い場合には無理をせず医師に相談することが大切です。
下痢・便秘
GLP-1受容体作動薬は腸の動きにも影響するため、下痢や便秘など排便習慣の変化が起こることがあります。
- 下痢:腸管の動きや消化吸収の変化によって起こります
- 便秘:食事量の減少により、食物繊維や水分の摂取量が不足することで悪化しやすくなります
特に便秘は、重症化すると腹痛や腸閉塞のリスクにつながるため、放置しないように注意しましょう。
<医師が教える対策とマネジメント>
消化器症状は治療を続けるうえでつらく感じる方もおられますが、食事の取り方や生活上の工夫、用量調整などによって軽減できる場合も多い副作用です。
「腹八分目」ではなく「腹五分目」で止める
胃の動きが遅くなっているため、これまで通りの量を食べると後から強い吐き気が出やすくなります。
- 脂っこい食事を控える:脂肪分は胃に長くとどまるため、胃もたれや吐き気を助長します。
- 1日3食にこだわらず、分割食にする:1回の食事量を減らし、回数を分けることで胃への負担を減らせます。
- 水分をこまめに取る:下痢や嘔吐がある場合、脱水のリスクが高まります。また、GLP-1受容体作動薬を使用中は喉の渇きを感じにくくなることもあるため、意識的な水分補給が重要です。
低血糖(冷や汗、動悸、手指のふるえ)
GLP-1受容体作動薬は、血糖値が高いときだけインスリン分泌を促す「血糖依存性」の作用を持つため、単独で使用している場合、低血糖のリスクは高くはないとされています。ただし、他の糖尿病治療薬と併用している場合には注意が必要です。特に、SU薬(スルホニル尿素薬)やインスリン製剤を使用している方では、低血糖のリスクが高まることが知られています。
低血糖の主な症状
低血糖が起こると、次のような症状が現れることがあります。
- 冷や汗
- 動悸
- 手指のふるえ
- 強い空腹感
- めまい、ふらつき
- 集中力の低下
これらの症状を放置すると、意識障害などの重篤な状態につながることもあります。
予防と対策のポイント
肥満症治療中に低血糖を防ぐためには、以下の点が重要です。
- 糖尿病治療中の人は、必ず主治医に併用薬を伝える:GLP-1受容体作動薬の開始にあわせて、既存の糖尿病薬の減量や調整が必要になる場合があります。
- 自己判断で食事を極端に減らさない:食欲が落ちていても、完全に食事を抜くと低血糖のリスクが高まります。
- 低血糖時に備えて、ブドウ糖などを携帯する:外出時や運動時は、すぐに補給できる準備をしておくと安心です。
治療中に冷や汗や動悸などの症状が出た場合は、我慢せず早めに医師へ相談してください。低血糖は、適切な薬剤調整によって予防できる副作用です。
注射部位反応(発赤、腫れ、かゆみ)
ウゴービやゼップバウンドなどのGLP-1受容体作動薬は注射製剤のため、注射した部位に一時的な皮膚の反応が起こることがあります。具体的には、赤み、腫れ、かゆみ、軽い痛みなどがみられることがあります。多くの場合、これらの症状は軽度で数日以内に自然におさまることがほとんどです。重篤なアレルギー反応であることはまれですが、症状の経過をよく観察することが大切です。
起こりやすい原因
注射部位反応は、以下のような要因で起こりやすくなります。
- 毎回同じ場所に注射している
- 皮膚が乾燥している、または刺激を受けやすい状態
- 注射針による物理的な刺激
特に、同じ部位への繰り返し注射は、硬結(しこり)の原因になることがあります。
予防と対策のポイント
注射部位反応を防ぐために、次の点を意識しましょう。
- 注射する場所を毎回少しずつずらす(ローテーション):おなか、太もも、二の腕などを使い分けることで、皮膚への負担を減らせます。
- 注射前後は皮膚を清潔に保つ:アルコール綿での消毒を行い、注射後は強くこすらないようにしましょう。
- かゆみや赤みが強い場合は、冷やす:軽く冷やすことで症状が和らぐことがあります。
- 症状が長引く場合は医師に相談する:赤みや腫れが数日以上続く、痛みが強い、範囲が広がる場合には、感染やアレルギー反応の可能性もあるため、受診が必要です。
注射部位反応は、多くの方が経験しうる軽度の副作用ですが、正しい注射方法を守ることで予防できることも多くあります。不安な点があれば、遠慮せず医療スタッフに相談しましょう。
まれだが注意が必要な重篤な副作用・合併症
GLP-1受容体作動薬による副作用の多くは、吐き気や下痢などの消化器症状ですが、頻度は低いものの、発症した場合には早急な対応が必要な合併症も報告されています。
「めったに起こらない」からこそ、どのような症状が危険サインなのかを知っておくことが重要です。
急性膵炎(きゅうせいすいえん)
GLP-1受容体作動薬の使用により、膵臓に炎症が起こるリスクがわずかに高まる可能性が指摘されています。頻度は高くありませんが、発症すると重篤化することがあるため注意が必要です。
主な症状(危険サイン)
- みぞおちの強い痛み(背中に抜けるような痛み)
- 繰り返す嘔吐
- 発熱
対応
これらの症状がみられた場合は、ただちに薬の使用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。
過去に膵炎を起こしたことがある方では、使用の可否について事前に慎重な判断が必要になります。
胆道系疾患(胆石症、胆嚢炎)
GLP-1受容体作動薬に限らず、急激な体重減少そのものが胆石のリスクを高めることが知られています。体重が短期間に大きく減ると、胆汁の成分バランスが変化し、胆石ができやすくなります。
主な症状(危険サイン)
- 右上腹部の痛み
- 吐き気・嘔吐
- 発熱
- 皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)
対応
これらの症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。 腹痛を「いつもの副作用」と思い込まず、痛みの部位や強さが違うと感じたら相談することが大切です。
腸閉塞(イレウス)
GLP-1受容体作動薬は胃腸の動きを抑える作用があるため、高度な便秘が続くと、まれに腸閉塞(イレウス)につながる可能性があります。
主な症状(危険サイン)
- 何日も便やガスが出ない
- 強い腹部膨満感
- 持続する腹痛
- 吐き気・嘔吐
対応
便秘を「よくある副作用」として放置せず、早めに排便コントロールを行うことが重要です。下剤の使用や食事内容の調整については、自己判断せず、医師に相談しましょう。
見落とされがちな最新のリスク管理:肥満症治療を安全に続けるための注意点
ここまで、GLP-1受容体作動薬で比較的よくみられる副作用や、まれではあるものの注意が必要な合併症について解説してきました。しかし、肥満症治療を安全に続けるためには、頻度だけでは判断できない「見落とされがちな注意点」にも目を向ける必要があります。
この章では、肥満症治療を安全に続けるために、あらかじめ知っておきたい注意点をまとめて解説します。手術や検査の際に注意が必要な誤嚥のリスクや、体重が減る過程で筋肉まで落ちてしまう可能性など、見落とされやすいポイントを中心に取り上げます。
手術・全身麻酔時の「誤嚥(ごえん)」リスク
これは、近年特に注意喚起されている最新の重要なリスクです。GLP-1受容体作動薬を使用している方が、全身麻酔を伴う手術や鎮静下での内視鏡検査を受ける際には、誤嚥(ごえん)のリスクが高まる可能性があることが分かってきました。誤嚥とは、胃の内容物が逆流し、気管や肺に入り込んでしまうことを指します。重症の場合、誤嚥性肺炎など命に関わる合併症につながるおそれがあります。
なぜGLP-1受容体作動薬で問題になるのか
通常、全身麻酔や鎮静を行う前には、「前日の夜から絶食する」などの指示が出されます。これは、胃の中を空にして誤嚥を防ぐためです。しかし、GLP-1受容体作動薬には胃の内容物を腸へ送り出す動きを強く抑える作用(胃排泄遅延作用)があります。そのため、指示通りに絶食していても、胃の中に食べ物や液体が残っているケースが報告されています。この状態で麻酔をかけると、本人に自覚がないまま誤嚥が起こるリスクが高まります。
患者さんが必ず守ってほしいこと
これから手術や内視鏡検査を受ける予定がある方は、必ず事前に以下の点を医療者に伝えてください。
- GLP-1受容体作動薬(ウゴービ、ゼップバウンドなど)を使用していること
- 最後に注射した日時
その情報をもとに、医師を含む医療チームが状況を確認し、必要に応じて薬を一時的に中止したり、検査や手術の時期を調整したりするなど、安全を最優先した対応が行われます。これは、体重や血圧と同じくらい重要な医療情報です。伝え忘れが、思わぬ重篤な合併症につながる可能性があります。
「特別な人だけの話」ではありません
この誤嚥リスクは、長期間使用している人だけの問題ではありません。治療開始直後や増量期であっても起こり得るため、GLP-1受容体作動薬を使っている全ての方が知っておくべき注意点です。
サルコペニア肥満(筋肉の減少)のリスク
GLP-1受容体作動薬による肥満症治療では、体重が減ることで健康状態の改善が期待できます。一方で、体重減少が比較的急速に進む場合、脂肪だけでなく筋肉まで一緒に減ってしまう可能性があることにも注意が必要です。このように、肥満と筋肉量の低下が同時に存在する状態を「サルコペニア肥満」と呼びます。
筋肉量が減ると、基礎代謝が低下して体重が戻りやすくなる(リバウンド)だけでなく、筋力や体力の低下、転倒リスクの増加など、日常生活への影響が出ることもあります。特に高齢の方では、フレイル(虚弱)につながる恐れがあります。
なぜGLP-1受容体作動薬で起こりやすいのか
GLP-1受容体作動薬は食欲を抑える作用が強いため、治療中は食事量そのものが減りやすくなります。その結果、
- 肉・魚・卵・大豆製品などのタンパク質摂取量が不足しやすい
- 「食べられないから運動もしない」状態になりやすい
といった状況が重なると、筋肉量の低下が進みやすくなります。
予防のために大切なポイント
サルコペニア肥満を防ぐためには、「体重を減らすこと」だけでなく、筋肉を守りながら減量する視点が欠かせません。
- タンパク質を意識して取る:食事量が少ない場合でも、主菜(肉・魚・卵・大豆製品)を優先する、必要に応じて医師や管理栄養士と相談のうえ補助食品を活用するなどの工夫が有効です。
- 無理のない範囲で体を動かす:ウォーキングや軽い筋力トレーニングなど、続けられる運動を取り入れることが大切です。
- 「食べられない」「力が入らない」と感じたら相談する:急激な体重減少や強い食欲低下が続く場合は、薬の量の調整が必要なこともあります。自己判断せず、医師に相談しましょう。
サルコペニア肥満は、早めに気づいて対策を取ることで防げるリスクです。体重の数字だけでなく、体調や筋力の変化にも目を向けながら、医師と一緒に治療を進めていくことが大切です。
禁忌:GLP-1受容体作動薬を使用してはいけない、または慎重な判断が必要な方
GLP-1受容体作動薬は、適切に使えば肥満症治療に有効な薬剤ですが、すべての人に使えるわけではありません。安全性を確保するため、使用が禁止されている場合や、慎重な判断が必要な場合があります。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
過去に、GLP-1受容体作動薬の成分によって重いアレルギー反応を起こしたことがある方は、使用できません。
注射後に、全身のじんましん、息苦しさ、顔や喉の腫れなどが出た場合は、直ちに医療機関を受診してください。
妊娠中・授乳中、または妊娠を希望している方
妊娠中、または妊娠している可能性のある方、授乳中の方は、GLP-1受容体作動薬を使用することができません。
これは、ヒトでの十分な安全性データが確立していない一方で、動物実験において胎児への悪影響が報告されているためです。
妊娠中の体重管理は、薬物療法ではなく、食事や生活習慣の調整が基本となります。
また、妊娠を希望している場合には注意が必要です。GLP-1受容体作動薬は体内に作用が残る薬剤のため、
少なくとも妊娠を試みる2か月以上前には投与を中止することが推奨されています。
中止の時期については、必ず主治医と相談してください。
もしも治療中に妊娠が判明した場合は、自己判断で続けず、速やかに医師へ連絡することが重要です。
1型糖尿病、糖尿病性ケトアシドーシスなどの方
GLP-1受容体作動薬は、インスリンの代わりになる薬ではありません。
1型糖尿病や、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡のある方では、インスリン治療が必須となるため、使用できません。
重度の胃腸障害がある方
GLP-1受容体作動薬は、胃や腸の動きを抑える作用があります。そのため、既に重い胃もたれや消化管通過障害がある方では、症状が悪化するおそれがあります。慢性的な強い腹部症状がある場合は、使用前に必ず医師へ伝えましょう。
膵炎の既往歴がある方
GLP-1受容体作動薬の使用と膵炎との関連については、現在も慎重に検討が続けられています。
過去に膵炎を起こしたことがある方では、使用の可否について、リスクとベネフィットを十分に検討する必要があります。
まとめ:副作用と正しく付き合うために、医師の視点から
GLP-1受容体作動薬は、肥満症治療の選択肢を大きく広げた、非常に有用な薬剤です。日本肥満学会の診療ガイドラインにおいても、医学的根拠に基づいた治療法の一つとして位置づけられています。
一方で、吐き気や胃腸障害といった比較的よくみられる副作用から、まれではあるものの注意が必要な合併症、さらには手術や検査時に問題となる誤嚥リスクや、治療経過で見落とされがちなサルコペニア(筋肉量低下)など、知っておくべき注意点があることも事実です。
大切なのは、これらの副作用やリスクを「怖いもの」として避けることではありません。なぜ起こるのかを理解し、早めに対処し、必要に応じて治療を調整することができれば、多くは安全に管理することが可能です。
そのために重要なポイントは、次の3つです。
- 自己判断で使わない・やめない:
個人輸入や不適切な診療による使用は、重大なリスクを伴います。必ず医師の管理のもとで治療を行いましょう。 - 身体の変化を見逃さず、早めに相談する:
吐き気や腹痛、便秘、強い食欲低下、体力の低下など、「いつもと違う」と感じたら、我慢せず医師に伝えることが大切です。 - 治療は「体重」だけで評価しない:
数字の変化だけでなく、体調、筋力、生活の質(QOL)を含めて考えることが、長く続けられる肥満症治療につながります。
GLP-1受容体作動薬は、「注射するだけで簡単に痩せる薬」ではありません。食事療法や運動療法と組み合わせ、医師と二人三脚で向き合っていく治療だからこそ、その効果を安全に引き出すことができます。副作用について正しく理解することは、治療をあきらめるためではなく、治療を続けるための知識です。不安や疑問があれば、一人で抱え込まず、主治医と相談しながら、自分に合ったペースで肥満症治療を進めていきましょう。
参考文献・引用元
- 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA) 医療用医薬品 添付文書情報「ウゴービ皮下注」「ゼップバウンド皮下注」
- Holst JJ.The physiology of glucagon-like peptide 1.Physiological Reviews. 2007; 87(4): 1409–1439.doi:10.1152/physrev.00034.2006
- Cruz-Jentoft AJ, et al. Sarcopenia: revised European consensus on definition and diagnosis. Age and Ageing. 2019; 48(1): 16–31. doi:10.1093/ageing/afy169
- American Society of Anesthesiologists (ASA) Consensus-Based Guidance on Preoperative Management of Patients (Adults and Children) on Glucagon-Like Peptide-1 (GLP-1) Receptor Agonists (June 29, 2023)
監修
内田 賢一 先生